旅(人)と観光(客)の違いについて考えてみた
いつだったか、留学中の授業でタイトルのテーマについて討論した事があります。
自分は旅が好きなのか、観光が好きなのか、、、
なんかふと思い出したので、改めて旅と観光の違いについて思う事、自分なりの解釈を記録しておこうかなーっと思います。
広辞苑の定義は?
旅:住む土地を離れて、一時他の土地に行くこと。旅行。古くは必ずしも遠い土地に行くことに限らず、住居を離れることをすべて「たび」と言った。
*旅行:徒歩または交通機関によって、おもに観光・慰安などの目的で、他の地方に行くこと。
観光:他の土地を視察すること。また、その風光などを見物すること。
LAROUSSE junior(仏仏辞典)の定義は?
voyage: Déplacement dans un lieu éloigné. Aller et retour pour transporter quelque chose.
旅:離れた場所に移動すること。何かを運ぶために行ったり来たりすること、
voyageur,euse: Personne qui voyage.
旅人:旅をする人
tourisme: Action de voyager pour son plaisir.
観光:楽しみのために旅行をする行為
touriste: Personne qui voyage pour son plaisir.
観光客:楽しみのために旅行する人
⚠︎フランス語訳は意訳です。
授業で出た結論
旅人:国や人を探検(発見)しに出かける人。
旅:国や人を探検(発見)しに行くこと。
観光客:ガイドブックが正しいかどうか確認しに行く人。
観光:ガイドブックが正しいかどうか確認しに行くこと。
まとめ:やっぱり「旅」が好き
私の中のイメージは、、、
旅:あらかじめ目的や予定を立てずに出発し、現地の文化や人との関わりの中でどのように行動、活動するかを決めるもの。
現地での新たな出会いに重点を置いているもの。
観光:あらかじめガイドブックなどで下調べをしてスケジュールを組み、いわゆる観光名所と呼ばれているような、大勢の人がいくスポットに行って、建造物や景色を楽しむこと。
こんな感じです。
他の土地に行くという意味では、「旅」も「観光」もほとんど一緒のように感じますが、
仏仏辞典にあるpour son plaisir(楽しみのために)が「旅」と「観光」の1番の違いなのかな〜って感じました。
旅は計画を綿密に立てないが故に思いがけないハプニングもつきもの。
楽しいこともハプニングも含めて旅なのかな〜と思います。(笑)
皆さんは、旅と観光、どう捉えますか?