モンサンミッシェルのオムレツはぶっちゃけどうなのか? la mère poulardに行ってみた。
モンサンミッシェルで有名なあのオムレツ。
賛否の分かれる口コミもたくさん、、、
実際どうなのか気になったので、モンサンミッシェルに行ったついでに寄ってみました!
あくまで私の主観で感想を紹介したいと思います(笑)
オムレツの歴史
モンサンミッシェルは中世からフランス有数の巡礼地でした。
昔は今のように橋がなく、いつでも行きたい時に行ける場所ではありませんでした。
モンサンミッシェル周辺のサン・マロ湾は潮の満ち引きがかなり激しい場所としても有名で、潮が「馬の速さで迫ってくる」と言われたほど。
モンサンミッシェルへ行くには、タイミングを見計らって干潮時に急ぎ足で行かなければなりませんでした。
潮が満ちて、モンサンミッシェルに辿り着くことなく、溺死してしまう巡礼者が多くいました。
「モンサンミッシェルに行くなら遺書を書いて置いていけ」という言い伝えがあったほど。
まさに、モンサンミッシェルへの巡礼は命がけでした。
そんな中、モンサンミッシェルで宿を営んでいたプラールおばさんは命からがら辿り着いた巡礼者のために食事を提供しようと考えました。
しかし、海に囲まれた孤島には食べ物が豊富にあったわけではありません。
そこで、簡単に手に入る卵を使って何か提供出来ないかと考えます。
そこで、見た目でもお腹いっぱいになれるように、中を泡状にして大きく膨らませ、大きなオムレツが誕生したのです。
どうにか巡礼者を満足させてあげたいというプラールおばさんの優しさから誕生した一品です。
食べてみた感想
正直言って、美味しくない、、、(笑)
日本人が想像するオムレツとは全くの別物。
表面はしっかりと火が通っているので、食べ応え(?)はあるのですが、中身は本当に泡を食べている気分でした(笑)
しかも、味があまり無いwww
テーブルに置いてあった塩を大量にふりかけて何とか完食しました(笑)
これでお腹が一杯になるかといえば、答えはノー。
一緒に行った友達も、値段が高いから完食しなきゃという義務感で無言で、真顔で、食べてましたね(笑)
そう、お値段がとんでもなく高いのです。
オムレツにミニサラダがついて37€(約4500円)。
⚠︎昼に行くのか、夜に行くのかでまた値段も変わってきます。聞く人聞く人、違う値段を言うので、今現在の正確な料金は分かりません。
まぁ今回食べてみて2度目は無いかな〜って言うのが正直な感想です。
最後に
そもそもプラールおばさんが巡礼者のために好意で提供した質素な食事なのでね、、、
すっごいクオリティを求めるとかなりガッカリするかなと感じます。
オムレツ誕生の背景を知った上で、話のネタに一度は食べてみても良いのかなぁと。(笑)
気になる人は是非試してみては、、、